商品・サービス

ナイスシーズは衛生管理のトータルサービス企業として創業し、現在以下の商品・サービスを開発、販売しております。

SAE微酸性電解水

当社は衛生管理のトータルサービス企業として、飲食店や介護施設などに衛生管理を提案してきました。
その中で、安心して使える消毒剤を求められることが多く、次亜塩素酸水にたどり着きました。

しかし一般的に販売されている次亜塩素酸水の商品ではなかなか安心安全と言い切れるものがなく自社で開発することを決意

そして誕生したのがSAE微酸性電解水です。(Slightly Acidic Electrolyzed water)
これは英語表記の微酸性電解水の頭文字を取った名前で、日本だけではなく世界においても微酸性電解水のリーディングカンパニーになりたい、という強い思いが込められています。

※微酸性電解水についてはこちら

SAE微酸性電解水が生まれるまで

衛生管理会社としてかかわっていた際、介護施設、障害者施設の職員の方々が次亜塩素酸ナトリウムを薄めてスプレーし、施設内を除菌している様子を目にしてきました。

しかし、次亜塩素酸ナトリウムは漂白劑なので「除菌後のふき取りが大変」「手が荒れる」「安全性に不安がある」との声もあり、「現場の方が安心して使え、効果のある除菌剤を提供したい」という思いが強くなりました。

当時娘の通う保育園でもインフルエンザ、ノロウィルスの空気感染を防ぎたい、という要望があり、安心して空間噴霧できるものを追求した結果、無塩の微酸性次亜塩素酸水にたどり着きました。

「次亜塩素酸水」には塩を添加して電解したもの(有塩の次亜塩素酸水)と次亜塩素酸ナトリウムと酸を混合して生成した非電解型次亜塩素酸水(混合次亜水)も含まれます。

どちらも空気中に噴霧すると塩をばらまくこととなり、家電や精密機械への影響や環境負担も心配です。

そもそも臭素酸やクロロホルムの発生原因となる次亜塩素酸ナトリウムをベースに生成しているものは安心とは言えません。

当社では最も安全な無塩の微酸性次亜塩素酸水に特化した団体、一般社団法人日本微酸性電解水協会に所属し、認定機械での自社生産をしています。

よりよい商品を求めて

次亜塩素酸水の特徴は除菌・消臭後に水に戻るということです。

これが最大のメリットであると同時に、光と空気に反応し有効成分である次亜塩素酸の濃度が落ちやすい、というデメリットにもつながります。

ナイスシーズではこの問題に真摯に取り組み、研究を続けた結果、二重電解・攪拌装置を開発。

通常、無塩では次亜塩素酸濃度の平均は30~45ppmですが、この装置では最高69ppmの濃度まで上げることが可能となりました。

充填前にタンクにためた液体も放置しておくと、次亜塩素酸が空気の層に逃げてしまう、という問題があり、今までは濃度の落ちてしまった液体は廃棄するしかなかったのですが、この装置で二重電解することにより濃度が上がり、コスト削減にもつながるようになりました。

二重電解して濃度を高めた微酸性次亜塩素酸水を

Superior Acidic Electrolyzed water・・・SAE次亜塩素酸水と命名しました。

※Superiorは優れた、上質のという意味です。

保存性を高める容器

微酸性電解水(次亜塩素酸水)はその特性上、光や空気に反応しやすく、効果を持続させるためには保存状況が重要です。
開封後は1、2カ月で使い切らないといけない、というデメリット があります。

最終的には水に戻るということが安全の証である一方で、それによる保存の難しさを、どこの製造・販売メーカーも解決できていないという状況でした。

生成機械より直接出てきた微酸性電解水は食品添加物に認められ、殺菌剤として認められていますが、 容器やスプレーに入れたものは雑品扱いとなります。

画像はイメージです

ただ、容器に入れたあとも生成直後の品質が保てれば、実質同じものとみなすことができます。

ナイスシーズはこの保存の問題に取り組み、1 年半を要して真空バイトンキャップを開発しました。
通常、液体を使い始めると容器の上に空気の層ができ、ここから有効成分が抜けていきますが、こ の空気の層を最小限にすることができます。

差し込み部分は耐次亜塩素酸素材で、精密機器にも使われているバイトンゴムを使用。

大変高価な素材ですが、耐久性に優れています。
※バイトンゴムの物性エビデンスは下記参照

この保存性を高めるデバイスでも特許を出願しています。

高品質の微酸性電解水を使い続けていただくため、2L・3L のアルミパウチパック専用のキャップをご用意していますので、一度に大量に使用しない個人のお客様にも安心してご利用いただけます

通常は遮光性に優れた4層のアルミパウチパック、黒色のスプレーボトルを使用していますが、公共機関や施設など液体を大量に使うお客様には、よりコストパフォーマンスの良いバックインボックスやタンクで出荷も可能です。
(容器により消費期限を変えています。)

お客様にあった納品形態を取りますので、 ぜひお気軽にご相談下さい。

評価材料:YSF-700Bエビデンス

エコ循環配送システム

ナイスシーズでは2017年より容器を捨てない配送システム、「エコ循環配送システム」を自社で考案し、運用しています。

納入先の法人様に容器をリサイクルすることに了承を頂き、微酸性次亜塩素酸水で除菌したうえで、新しい液体を充填し、納品させて頂いています。

容器代、ダンボール代、シール代などがかからないため、液体自体をお安く提供できることに加え、お客様側ではゴミの廃棄の必要がなく、 回収時も伝票記入や集荷依頼なども不要です。

現在は東京、千葉を中心に運用していますが、今後は各地域に拠点をおいてこの配送システムが全国に広がるように仕組みを作り、プラスチックごみを減らす活動の一端を担っていきたいと思います。