空間噴霧が有効!国立感染症研究所の見解変更
国立感染症研究所は、2022年3月28日のHP上で「新型コロナウィルスはエアロゾル感染(空気感染)する」ことを認めました。
【国立感染症研究所のこれまでの見解】
これまでは飛沫感染と接触感染が主な感染経路とし、エアロゾル感染(空気中をただよう微粒子の飛沫内にウィルスや病原体が含まれていて、この微粒子を介して感染すること)には否定的な見解を示していました。
そのため、飲食店や人の集まる場所ではマスクは必須、入り口でアルコール消毒、テーブルにはついたて。
これが感染症対策の模範とされてきました。
【世界の知見の変化】
新型コロナウィルス蔓延が蔓延し始めた2020年の段階では、WHOも空気感染を否定していましたが、2021年4月には空気感染を認め、注意を促しています。
12月にはコロナの感染ルートについて、「エアロゾルが空中にひろがったり、会話をするときの距離よりも遠くに移動することで人から人へ感染する」と明記しています。
アメリカでもホワイトハウスの大統領補佐官がエアロゾル感染が最も一般的な感染ルートだと明言しました。
このような動きの中で国内の専門家が「世界の知見とは違う」と指摘し、国立感染症研究所へ質問状を送っています。
「感染経路は主に飛沫感染と,接触感染」としながらも、換気の良し悪しを問うのはロジカルに理解できない、と指摘しています。
【空気感染を認めなかったことで…】
空気感染をはっきり認めていなかったため、換気の徹底、空間噴霧の重要性があまり認識されず、感染症対策をミスロードしてしまったのではないか?との指摘もあります。
現に飲食店や店舗ではマスクをして、ついたてを設置し、入り口で手指消毒をすれば対策が徹底されている、とみなされました。
しかし、「感染の運び手はエアロゾルであり、接触感染は稀であることが世界の科学界のコンセンサスになっている」のです。国立感染症研究所への質問状(2022年2月1日)より抜粋
【今後の感染対策】
すでに第7派が始まり、感染者数も増加傾向に転じている今、もう一度感染症対策を見直す必要があります。
空気感染を防ぐには空間噴霧が有効ですが、安全に噴霧できるのは無塩の微酸性電解水です。
食品添加物として厚生労働省、特定防除資材として環境省、農林水産省に認められているのは無塩の微酸性電解水(正式名称:微酸性次亜塩素酸水)だけだからです。
色々な除菌剤が出回っていますが、安全性の高いものを選んで空間除菌を行うことがますます重要になってくるでしょう。
安心、安全な無塩の微酸性電解水、「SAE微酸性電解水」について詳しい内容をマンガにまとめました。
↑ 詳しくはそれぞれのリンクからご覧ください。
参照
The White House 「Let’s clear the Air on Covid」by Dr. Arondla Nelson March 23.2022
4月9日付YahooニュースAera Dot. 国立感染症研究所「空気感染」と明記し波紋 専門家は「感染対策をミスリードした可能性はある」と指摘