次亜塩素酸水の空間噴霧が効果的な理由

国立感染症研究所は、2022年3月28日のHP上で「新型コロナウィルスはエアロゾル感染(空気感染)する」ことを認めましたが、このような感染症に対して空間除菌が有効です。

国立感染症研究所のHPはこちらから

一般社団法人日本微酸性電解水名誉会長である東京大学大学院特任准教授の倉橋みどり先生の研究グループの実験では、実際に1m四方の空間に菌をばらまいて微酸性次亜塩素酸水を空間噴霧した結果、1分後には細菌がゼロになりました。
※すべての細菌・ウィルスに有効であるということではありません。

約1m四方の空間に菌をばらまき、微酸性電解水を噴霧した結果…
60秒後には細菌がゼロになるという結果になった

倉橋先生のセミナー動画はこちらからご覧になれます

通常、細菌やウィルスに対する有効性を調べる時にはシャーレや試験管での実験がほとんど(これは菌を実際にばらまくには大変なリスクがあるからです)ですが、現実の状況に近い状況で行われた実験ということでかなり貴重なものです。

気体はものすごい速さで空中を飛び交っていて、次の分子にぶつかる時間は100億分の1秒と言われます。
次亜塩素酸水を噴霧すると、次亜塩素酸がすぐにウィルスや細菌とぶつかり、分解され水に戻るという仕組みです。

   〈気体分子〉
平均速度:508m/s
平均自由行程:68nm
衝突時間間隔:100億分の1秒

市場には様々な除菌剤がありますが、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムは空間に噴霧することはできません。

生成時に次亜塩素酸ナトリウムも塩も添加していない「無塩の次亜塩素酸水」が最も空間噴霧に適しています。