経済産業省の消毒方法の有効性評価試験ニュースリリースに関する見解
5月28日付で発表された中間結果では、次亜塩素酸水については今回の委員会では判定に至らず、引き続き検証試験を実施することになりました。
一部報道で新型コロナウィルスに対する次亜塩素酸水の効果が確認されていないということや人体に悪影響があるというような内容が出たためお客様から心配の声や問い合わせが来ています。
これに対する一般社団法人日本微酸性電解水協会の見解はこちらです。
次亜塩素酸水には電気分解で生成したもの(これが微酸性電解水になります。)と次亜塩素酸ナトリウムをベースに作られた混合次亜水があります。
今回人体に有害だとされたのは次亜塩素酸ナトリウム(これには臭素酸、クロロフォルムなど発がん性物質があることはご存じのとおりです)をベースに作られた混合次亜水のことと推測されます。
また、新型コロナウィルスに対する死活化テストは国立感染研究所と北里大学で行われ、研究所では塩素濃度49ppmでは99.99%、20~30ppmでは医薬品レベルの99.99%までは満たないものの、99%程度の基準では効果が認められましたが、北里大学ではウィルスに対する試験液の量が不足したなどの原因などで細胞が死滅し、有効性が確認できなかった可能性があるということです。
微酸性電解水が新型コロナウィルスに有効ではない、ということではなく、まだ有効性が確認できない、引き続き検証試験をする、ということですのでご安心いただければと思います。
今後もお客様に正しい情報を発信していきたいと思います。